平成26年5月13日(火)、ビジネス基盤強化委員会(委員長：原孝 (株)リンクレア 会長)のダイバーシティ部会（部会長：舟橋千鶴子 ユース・情報システム開発(株) 社長）がJISA会議室で開催された。出席者は委員9名、事務局2名の計11名。
本部会は、情報サービス産業の人材育成と高度化、多様な人材(女性、障がい者、高齢者、外国人等)が活躍できる創造的で魅力のある産業の実現を目指し、JISAダイバーシティ戦略の推進、労働環境の改善・高度化の推進、人材育成のための環境整備に取り組んで行くものである。
冒頭、部会長より、昨年度まで女性の活躍拡大をテーマにダイバーシティ推進に取り組んできたが、今年度はそれに加えて、障がい者雇用や長時間労働の抑制など、当業界が抱える問題についても挑戦していきたいと挨拶があった。
議事では、平成26年度活動計画について検討し、2020年に指導的地位における女性比率30％を目指す「JISAダイバーシティ戦略」の推進や障がい者が活躍できるための課題、ライフ･ワーク･バランスの実現に向けての活動に取り組むこととなった。特に障がい者雇用については、平成25年4月1日以降「障がい者の法定雇用率」が1.8％から2.0％へ引き上げられ、更に「障がい者雇用納付金」の対象企業が、従業員数200名を超える事業主から平成27年4月1日より従業員100名を超える事業主へと変更することになった。このような企業の社会的責任が重くなるため、本年度は特に障がい者雇用について力を入れていくことを検討している。
また、人材育成WG（座長：小野田祐子 TIS(株) 執行役員）を設置し、JISA人材フォーラムの企画・実施、「次世代リーダー養成アカデミー」の企画・実施、大学等への情報発信・イベント開催を柱にし、それぞれ具体的なテーマをもって活動していくことを確認した。
(増田)