第1回 広報・人材委員会 人材部会 ダイバーシティWG

 平成24年6月7日、第1回人材部会・ダイバーシティWG(座長:舟橋千鶴子 ユース・情報システム開発株式会社 代表取締役)がJISA会議室で開催され、委員8名、オブザーバとして厚生労働省から田平(たびら)・均等業務指導室長らが参加した。

 ダイバーシティWGは、2020年までに指導的地位(管理職、ITスキル標準レベル5相当以上の専門職)の女性比率30%達成(JISAダイバーシティ戦略)を推進し、情報サービス産業が日本の産業界における女性活躍推進のトップランナーを目指すことにより、業界の自主改革を促すことを活動の旨としている。第1回目となる今回は、平成23年度の活動を総括し、平成24年度の活動に結びつけるための検討を行った。

 はじめに舟橋座長は、「昨年11月にJISA行動憲章が改訂され、多くの企業が人材の多様性を踏まえた就労環境の整備に向けて動き出している。ダイバーシティWGの任務として、今年度も引き続き、業界内の関心を惹きつけるような活動を行ってまいりたい」と挨拶した。

 ダイバーシティWGは、平成23年度活動としてこれまで、JISA行動憲章の改訂、JISAダイバーシティ戦略への賛同企業の募集、ポジティブ・アクション「見える化」事業(厚生労働省)への協力などを通じてJISAダイバーシティ戦略の推進活動を行ってきた。平成24年度は、これまでの活動の成果を踏まえ、さまざまな意味での業界の変革を促すためにも推進活動をさらに強化し、セミナー形式による女性活躍事例の紹介、経営者へのヒアリング、賛同企業の募集拡大ならびに公開、女性活躍度を実態把握するためのインフラ整備などを実施していく予定である。

(薦田)

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