第5回 技術委員会 標準化部会 VSE標準普及WG

第5回VSE標準普及WG(座長:伏見諭、東海大学)が1月22日、TKP有楽町会議室にて開催された。委員7名が参加した。

前回議事録の確認に続き、VSE規格解説本第3章にあたる、VSE規格のアクティビティ-タスクの詳細情報の記述方式について検討した。各アクティビティ毎に目標、入力、出力、制約条件、リスクなどを一覧で示したものを付録として掲載する案が提案され検討した。その結果、アクティビティ-タスクの詳細情報は付録扱いではなく、説明と共に本文に掲載することになった。また、3章の係わる「プロセス」と「作業」など誤解を招きやすいテクニカルタームの解説について、記述内容のイメージの擦り合わせを行った。

次に、プロジェクトの置かれたさまざまな状況に適応したプロファイルの活用及びミッションクリティカルなソフトウェア開発での活用例に関する素案を検討した。

 これについては、結果に影響しない余計な文章を刈り込むことになった。

更に、SLCP規格とVSE規格を比較分析し、プロジェクトマネジメントのプロセスがVSE規格には明示されているのに、SLCP規格には明示されていないことや、逆に顧客との関係について、VSE規格に明示されていないことなどが報告された。これらについては、VSE規格に明示はされていないが規格の中に埋め込まれているものをコラムで扱うことなどが確認された。また、トピックスとして取り上げる項目を明確にし、早めに下書きを書いて精査することになった。

最後に執筆要領を決め、それに従って各担当者は更に原稿を書き進めることになった。

次回は2月19日(火)に開催の予定

(尾股)

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