第5回 企画委員会 戦略プロジェクト部会

 第5回戦略プロジェクト部会(部会長:磯部悦男、(株)三菱縫合研究所)が9月7日、日東紡ビル会議室で開催された。委員8名が出席した。

 当部会ではこれまで地域医療福祉情報連携協議会(RHW)事務局とお互い協力して活動できないかなど話し合っていたが、このほどJISAは賛助会員としてRHWに入会したことが磯部部会長から報告された。

 また、現在作成している『地域医療福祉情報ネットワーク導入ガイド』(仮称)に関して、事例紹介や効果に関するデータの提供等について、RHWから協力頂くことで話を進めていることなどが報告された。

 次に、『地域医療福祉情報ネットワーク導入ガイド』をもとに、市町村の枠を超えた広域な医療圏を対象とした医療福祉情報ネットワークの構築を関係者に働きかけるため、ワークショップの開催企画が磯部部会長より提案された。

 本ワークショップでは、JISAが医療福祉の関係者、行政機関、ITベンダとの間のゲートウェイの役割をはたし、地域医療福祉分野の課題解決に向け、関係者間の連携を促進し、わが国が抱える医療福祉分野の課題解決にRHWとともにその一端を情報サービス業が担うことをアピールする。

 これについては開催に向け、関係者の参加募集方法、スピーカーの選定など、関係者と調整して企画を詰めることになった。

 『地域医療福祉情報ネットワーク導入ガイド』について、前回までの検討を踏まえて、5章構成から7章構成に変更された提案が堀江委員((株)三菱総合研究所)からあり、全体構成やボリューム、各章のメッセージなどについて検討された。

 本ガイドは、地域医療福祉情報連携の事例紹介などを含むため、取上げる事例の選定などが行われた。また、その調査に専門のシンクタンクに依頼すること等を決めた。

 地域医療福祉情報ネットワークを構築、運用するにあたり、手順、組織作り、財源、課題などについて各社から調査先を紹介できるかどうか検討され、地域医療福祉情報ネットワークを構築している医療機関等に調査に応じられるかどうか問い合わせることになった。

(尾股)

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