第3回 企画委員会 戦略プロジェクト部会

 第3回戦略プロジェクト部会(部会長:磯部悦男、(株)三菱総合研究所)が7月3日、JISA会議室で開催された。委員10名が出席した。

 はじめに髙橋誠委員(日立INSソフトウェア(株))からBIツールを使った病院内データの統合分析に関するプレゼンテーションが行われ、意見交換が行われた。

 次に事務局から.地域医療福祉情報連携協議会(RHW)及びNPO法人日本医療情報ネットワーク協会(JAMINA)との連携について、RHW及びJAMINAの幹部から、一緒に活動出来ないかと打診されていることや事務局ベースでどのような協力が出来るのか協議する予定であることなどの報告があった。

 また、事務局よりRHW第4回シンポジウムの概要を報告され、同シンポジウムで入手した情報として、医療情報連携ネットワークの検討に参考となる政府の報告書等の所在情報、RHWが9月に開講を予定している医療福祉情報連携コーディネータ養成講座などが紹介された。

 最後に当部会の成果について堀江晴彦委員((株)三菱総合研究所)の資料をもとに検討した。これまでの議論で当部会は、医療情報連携ネットワークの推進に貢献でき、かつ介護や福祉なども含めたJISA会員の新たな事業領域の拡大に資する活動を行うことになっている。その成果は特に約350ある第2次医療圏(市町村を越えた広域の医療県)をターゲットに医療情報連携を訴求するものにする方向で検討している。コンテンツとして、地域医療情報連携ネットワークの予算の考え方、システムの立ち上げコスト、ビジネスモデル、教育や人材育成、ネットワーク運営管理などがあがっている。次回は成果物のたたき台をもとに更に検討する予定である。

(尾股)

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