第1回地域連携推進会議

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平成23年9月21日、第1回地域連携推進会議(議長:岡本晋 ITホールディングス(株) 社長)が、JISA会議室で委員6名、オブザーバとして経済産業省地域情報化人材育成推進室より小林室長及び恵藤係長、事務局より河野副会長・専務理事及び荒井事務局長はじめ4名の計12名の出席により開催された。

地域連携推進会議は、地区会及び地域関係団体等と連携し、震災復興に関する地域活動支援、地域におけるビジネス連携、ICT人材育成等、地域の情報化促進のための活動を通じて地域の発展に資する事業を推進していく。

冒頭、岡本議長より「地域IT化の推進にはユーザ・ベンダ・コーディネータ・行政等における地域連携が必要である。また、クラウド時代の到来は地域ITベンダにとって発展の機会でもある。志の同じ企業が知恵を出し合い、共に行動していきたい」と挨拶があった。

また、議長からJISA関西地区会の鴨井功代表幹事(NECシステムテクノロジー(株)顧問)を副議長に指名した。なお、委員として参加する各地域の団体は、 (財)関西情報・産業活性化センター、熊本県情報サービス産業協会、(社)埼玉県情報サービス産業協会、(社)福岡県情報サービス産業協会、(一社)北海道IT推進協会、(一社) 宮城県情報サービス産業協会であり、他に参加を検討中の団体もある。

議事では、各委員の自己紹介の後、地域連携推進会議の趣旨・目的及び今後の活動スケジュールについて確認を行った。

その後、「クラウド時代のITビジネスとは」をテーマとして、クラウドが地域ITベンダに与える影響、地域におけるクラウドサービス、クラウドの進展と地域における連携について自由討論を行った。主な意見では、クラウドは中小・地域ITベンダにとっても追い風になりうる、規模の論理による“No.1の追求”から“Only 1の追求”に意識を変える、クラウドの議論では“過去の課題をどう改善するか”よりも“価値がどう変わるか”かが重要になる、地域では未だにITを単なるコストとしてしか捉えていない行政機関も少なくない、情報サービス産業は“ものづくり産業”から“サービス産業”への転換に迫られている等などがあった。

次回は、各地域における具体的な取組について発表・意見交換を行い、本会議及び各地域が何を目指していくかについて議論することになった。

(手計)

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