平成24年1月24日、第5回人材部会(部会長:岩井秀樹 東京海上日動システムズ(株)人事部長)がJISA会議室で委員13名、オブザーバーとして経済産業省情報処理振興課より石田課長補佐及び青木係長、同じくオブザーバーとして(独)情報処理推進機構ITスキル標準センターより日向グループリーダー、事務局2名の計18名により開催された。
当日は、『ハイブリット型人材』とはなにかの議論が行われ、概ね次のようなイメージとされた。
■ハイブリッド型人材のイメージ(案)
ハイブリッド型人材とは、 「技術」に立脚して、新たな「ビジネス」を創出し、顧客や自らの改革・改善を実現できる人材である。
ハイブリッド型人材は、その活躍領域やミッションにより、経営人材(自社が如何に儲けるかの視点に 立脚)、高度技術人材(顧客に如何に価値を提供するかの視点に立脚)、コンサル/営業人材(顧客を如何に儲けさせるかの視点に立脚)の3つに分類される。
ハイブリッド型人材には、先進技術に進んで取り組む技術先行性、新規性に富んだ技術で改革もしくは改善を行える創造革新性、技術先行性及び創造革新性に資するネットワークを持っている他者伝搬性の3つの特性を有し、特にその一つでもずば抜けた能力を有する。
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また、ハイブリッド型人材を発掘するための仕組みやプロセスについて検討を行うため、委員各社における人材発掘の事例報告が行なわれた。
(野辺)