平成23年11月11日、サービス化部会(部会長:竹田 征郎、情報技術開発(株))がJISA会議室において委員12名の出席により開催された。当日は、部会企画と、情報サービス産業におけるサービス化の取り組みについて確認したのち、「各社の現状認識」「各社におけるサービス化への取り組み」「委員が考えるサービス化とは」といった点について、部会メンバーの状況や考えを共有した。最後に、部会の議論論点について討議した。
冒頭、部会長より「当業界は、ユーザの要請に対して仕事をするので受身な姿勢になるのが一般的であるが、サービス化ビジネス実現に向けては、我々の業界で働く人を改革していかなければならない。改革に対して現実的な答えを見つけて将来につなげていきたい。」とあった。
部会の議論論点のディスカッションでは、以下の意見があった。
・サービス化を進める為に何をしなければならないのか。足元のスタンスポイントを決めていかないと進めていくことが出来ない。
・サービスビジネスを推進する際にぶつかる壁を明確に出来ないか。
・サービスビジネスモデルへの変換に絞って議論した方がよい。
・ビジネス事例や今後のビジネスモデルのあり方について議論したい。
・各社のベースが違うので提供サービスが異なる。最初から決め打ちはやめて、各社の事例を集めてビジネスモデルの転換の方法を議論したい。
・事例を集めて何を議論するのか。サービス化における課題の整理が必要。
・提供するサービス内容とその価値について検討を進めるために事例を収集する。
・最終ゴールは、受託開発がなくなりクラウド化することなのか。検討したい。
本日の意見をふまえ、サービス化部会で議論する事を明確にしていく。
(大原)