「キャリアマネジメント」という発想
あなたは、「自分の将来のキャリア」をきちんと描けていますか?
 日本国内での人材ニーズは、「ITコンサルタント」や「ITスペシャリスト(高度)」、「プロジェクトマネジャー」など"高度な能力(スキル)"を備えた人材へとシフトしています。(図表1)
 あなたは、"高度なIT人材"になれていますか? もしくは、なれるようにビジョンを描き、そのビジョンに向かって努力していますか?
もし、皆さんが、長くITエンジニアとして働き、自己実現を図っていきたいとお考えなら、マーケットの人材ニーズに対応した「自己キャリアマネジメント」をしていくことが大切です。
 初期段階の技術習得や仕事の仕方の会得には、だいたい3年程度。そこから10年目くらいまでは、高度なビジネスパーソンとして活躍するITエンジニアになるための期間。10年を過ぎたなら、"高度なIT人材"として、役割にみあった能力(スキル)の発揮を求められます。裏返して言えば、いつまでも同じレベルでは、マーケットに「要らない人材」と言われるということです。
長期的かつ戦略的な「キャリアの形成」。
「キャリアマネジメント」という発想を持たずに日々を過すことは、ITエンジニアにとって、たいへん危険なことです。
明日、「要らない」と言われるかもしれません。あなたは、大丈夫ですか?
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(図表1)